観光スポットガイド
栂ノ尾山高山寺
京の西郊、丹波高原に通じる周山街道ぞいの高雄(尾)槇尾(まきのお)、栂尾(とがのお)はいわゆる三尾(さんび)と呼ばれ、紅葉の名勝として知られてきた。清瀧川に沿う山深い丹波の奥に通じる一条の街道を、北山杉の美林に時雨れる日など、高山寺を訪れると心の底から聖域の気は心を鎮めて呉れる。春夏秋冬、高山寺の美しさは素直に心にとけこむが、なかでも石水院の軒端から、向山にかかる夕月をみる秋の風情は格別であり、日頃とかく忘れていた詩情を呼びもどしてくれる。高山寺の境域は老杉や巨松や老楓に覆われ、堂塔をはじめとして、宗教的な遺跡も多いので楞伽山(りょうがさん)を含めた一帯は国の史跡に指定されている。佛説に「山色を佛体とし、渓聲を法語とする」というとおり、まさに、「華厳浄土」にふさわしい環境をもっている。 *

〒616-8295 京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8 TEL/075-861-4204
拝観時間/金堂拝観/8:30〜17:00
  JRバス線 京都駅から栂尾高山寺まで約50分
  四条大宮から栂尾高山寺まで約40分

高山寺御宝物もくろく 国宝
・建築 石水院 ・紙本淡彩 明恵上人樹上坐禅像
・絹本著色 佛眼佛母像 ・紙本墨画 鳥獣戯画巻
・紙本著色 華厳宗祖師絵伝六巻 重要文化財
・絹本著色 文殊菩薩像
・紙本墨画 将軍塚絵一巻
・絹本著色 華厳海会諸聖衆曼茶羅図
・彫刻 乾漆薬師如来像
・彫刻 善妙神像
・彫刻 白光神像
・彫刻 春日明神の木彫神鹿
・神本墨書 夢記
・神本墨書 大唐天竺里程書