| 神護寺もうで 京の郊外の清遊地として古くから知られる三尾(さんび)のひとつ、高雄の神護寺は広大な山内全域が木々の緑と紅葉におおわれている。朱の金堂はカエデと色を競い、大師堂は7世紀間の風雪に堪えてひっそりと静まり、多宝塔は緑をぬきんでて建ち、絵筆に描き尽くせぬ美しさである。境内最西端の地蔵院の庭からながめる、清滝川(きよたきがわ)の清流がつくる錦雲峡は、有名な「かわらけ投げ」のかわらけの、ゆくえを定めかねる、千仞(せんじん)の渓谷である。春は桜が満山をかざり、夏は蝉しぐれにあけ、河鹿、ひぐらしの声に暮れ、冬は雪に埋もれて四季を通じて自然の美しさにつつまれて、しみじみと人の世のあり方を考えるのによい環境である。 |
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●〒616-8292 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5 TEL/075-861-1769 FAX/075-862-0354
●拝観時間/金堂拝観/9:00〜16:00(閉門17:00)
(ただし12月29日〜31日は迎春準備のため金堂拝観はできません。)
神護寺重宝もくろく(抄)
国宝
・金堂本尊木造薬師如来像 一体(常時公開)
・源頼朝画像 平重盛画像(5月1日〜5日まで公開)
・多宝塔安置木造五大虚空蔵菩薩 五体
・紫綾金銀泥絵 両界曼茶羅 二幅
・絹本著色 釈迦如来画像 一幅
・絹本著色 山水図六曲屏風 二雙
・潅頂歴名(弘法大師筆) 一巻
・銅鐘(銘藤原敏行筆) 一口
重要文化財
・大師堂 一宇
・日光月光菩薩像 二体
・神護寺絵図 一舗
・神護寺々領絵図 四舗
・木造 毘沙門天立像 一体
・尊勝曼茶羅 一幅
・絹本著色 十二天画像 十二幅
・後宇多法皇宸翰寄進状 一巻
・文覚上人書状案 一巻
・神護寺略記 一巻
ゆかりの人物
・和気清麻呂公
・伝教大師=最澄
・弘法大師=空海
・文覚上人